続報です。
ネットワーク越しにファイルが触れるという事は、OS自体は致命的な状況ではない気がして、色々試してみようと思います。
最初に、Windows 10 の回復環境でできる事を試しました。Windows 10 のインストール媒体(DVD)から起動し、セットアップ過程で [コンピューターの修復] を選択し、[トラブルシューティング]、
[システムの復元] → 復元ポイントがないため復元できない
[イメージでシステムを回復] → イメージファイルを作っていない
[スタートアップ修復] → スタートアップ修復でPCを修復できない
[以前のビルドに戻す] → 問題が発生したため以前のビルドに戻せない
と、こんな状態でした。ここでは、[スタートアップ設定]の項目が無く、Windows 10 をセーフモードで起動する方法がわかりません。
どうやったらセーフモードで起動できるのかを色々検索しても、今一つ「これだ!!」というものが見つかりません。そもそもログインができないので、セーフモード起動方法の大半のやり方は使えませんでした。
最終的には、Windows 10 起動途中の、窓の絵とその下のクルクルが表示されている時に「電源ボタン長押しで強制終了」を 2 回行うと、3回目の起動時に「自動修復を準備しています」となり、[自動修復] 画面 - [オプションの選択] - [トラブルシューティング] - [詳細オプション] - [スタートアップ設定] - [再起動] とすれば、次の起動時に Windows 10 の起動方法が選択できる、[スタートアップ設定] 画面が表示されます。
参考:ネットセキュリティブログ
「Windows 10」が正常に起動しない場合にセーフモードで起動する方法 の、
2、【パソコンの電源ボタンからセーフモードを起動する】
https://www.japan-secure.com/entry/how-to-start-windows-10-in-safemode.html
ただ、この『電源ボタン長押しで強制終了』を繰り返していると、今壊れていない部分まで壊しそうで、精神衛生上良くないので、何か他の手段は無いものかと探していると、起動時に [F8]キー 連打でセーフモードに入る方法(詳細ブートオプション)があるじゃないですか。早速これを行いました。
ブートメニューポリシーの確認(Standard / Legacy)
bcdedit | findstr "bootmenupolicy"
ブートメニューポリシーをレガシーに変更
bcdedit /set {default} bootmenupolicy legacy
参考:ネットセキュリティブログ
「Windows 10」のセーフモードを「F8」というキーを連打して起動する方法について
https://www.japan-secure.com/entry/how-to-start-windows-10-in-safemode-1.html
これで、必要な時に、『電源ボタン長押しで強制終了』せずに、いつでもセーフモードで起動できる様になりました。
でも、これには弊害もありました。この状態だと、Windows 10 が起動できなくなっても、Windows 10 の回復環境が起動しなくなります。どちらを使うか、うまく使い分ける必要がありそうです。
さて、セーフモードでWindows 10 を起動した時は、普通にログインアカウントが表示され、パスワードを入力するとログイン出来ました(セーフモード)。
「あっ、なんだ、普通にログイン出来るじゃん。もしかして、このまま何もせずに再起動したら直っているかも…」と思い、再起動しましたが相変わらずログインパスワード入力画面が出ません(涙)。「やっぱりもっと根が深いのね…。」
気を取り直して、再度セーフモードでログインし、管理者のコマンドプロンプトで以下を試しました。
sfc /scannow
システムファイルチェッカーツール(SFC.exe)
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/929833/use-the-system-file-checker-tool-to-repair-missing-or-corrupted-system-files
dism /online /cleanup-image /scanhealth
dism /online /cleanup-image /checkhealth
dism /online /cleanup-image /restorehealth
展開イメージのサービスと管理(DISM.exe)
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/hh825258.aspx
でも、どれも結果は正常であり、再起動してみましたが、やはりログインパスワード入力画面にならず状況は変わりません。
他に打つ手立てはないものか、、、と、再度セーフモードに入るべく再起動し、F8キーを連打して [詳細ブートオプション] を表示させて見ると、今まで「セーフモード」にばかり気を取られていたせいで気付かなかった、「コンピューターの修復」という項目があるではないですか。
早速試してみました。何の事は無い、HDDから起動する、Windows 10 の回復環境じゃないですか。という事で、Windows 10 のインストール媒体(DVD)で起動してうまくいかなかったオプションを再度試してみる事にしました。
………続きはまた後日。
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